アメリカの教科書の中で語られているマリファナのこと

アメリカ事情
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最近芸能人が相次いで逮捕されるなどして世間を賑わしている大麻
一方アメリカでは授業中によく話になるし、けっこう年寄りの先生が聞いて来たりもするし、全くタブー感はない

世界では着々と医療用大麻、または嗜好品としての解禁が進んでいる。

厚生労働省の説明みてると

目次

大麻 = 危険 で語られています。

SNSでは賛成派も多くみられて、

情報が間違っている、大麻は安全!タバコ、酒が解禁されているのに議論にもならないのはおかしい

 など語られていますがどれが本当の情報か間違っている情報かわからないのが現実です。

なので今回は

アメリカの大学の教科書に載っている情報を紹介していきたいと思います、後厚労省の説明についてなど

※データはアメリカ国内のものなので日本人には当てはまらないこともあるかもしれません

1 ドラッグの定義と大麻
2 大麻の呼び方のあれこれ
3 大麻の乱用のよる体への影響
4 カンナビノイド & THCについて

本の紹介 参照先

 

予備知識として

・摂取の仕方 => 吸引がメイン

・マリファナは麻から作られる

・大麻 = マリファナ = カンナビス

1 ドラッグの定義と大麻

What is a Drug?

よくみられるのは大麻は自然のものだからドラッグじゃない! これは間違いです

教科書に載っているドラッグの定義は

化学作用を通して体の構造や機能に影響を与える食べ物以外の物質

ちなみに

大麻だけじゃなくアルコール、カフェイン、ニコチンなどもドラッグの一部で定義されてます

大麻はPsychoactive drug (無向精神薬)で、医療または non 医療で使われています。

大麻植物は、繊維(麻)、食品、薬品、またはそのサイケデリック効果など、さまざまな用途があります。 中国や中央アジアの起源から、植物はインド、古代ローマ、アフリカ、ヨーロッパ、そしてアメリカ大陸に広がりました。

(2015年)アメリカの21の州でマリファナを合法化する法律があります。ちなみに現在は47州(2019)
3州だけ違法、内一つは非犯罪化。

2 大麻の呼び方のあれこれ

1 Blunt

2 Bud

3 Dope

4 Ganja

5 Grass

6 Green

7 Herb

8 Mary Jane

9 Pot

10 Reefer

11 Sinsemilla

12 Skunk

13 Smoke

14 Trees

15 Weed Hashish

16 Gangster

17 Hash

18 Hemp

3 大麻の乱用のよる体への影響

吸引した場合の脳への到達 => 7 〜 10秒

マリファナの効果は通常数分以内に始まり、3〜4時間続きます。

短期的な健康効果

・感覚の知覚と陶酔感の増強とそれに続く眠気/リラクゼーション。

・反応時間が遅くなる。

・バランスと運動の感覚の問題。

・心拍数と食欲の増加。

・学習と記憶に関する問題。

・幻覚、不安、パニック発作。

長期的な健康効果/アルコールと同時に摂取した場合

・精神的健康問題、慢性的な咳、頻繁な呼吸器感染症。

・アルコールと同時では:心拍数、血圧の上昇。精神処理および反応時間のさらなる減速

また車の運転に関して、アルコールと同様に、マリファナは、集中力、注意力、調整力、反応時間、距離を判断する能力など、車を安全に運転するために必要なスキルに影響を与えます。

4 カンナビノイド & THCについて

カンナビノイドとは麻に含まれる化学物質の名前です。

2009年のリサーチによるとアメリカでは高校3年生の42%が最低でも1回は使ったことがあるみたいです。(P231)

精神作用があるのがdelta-9-tetrahydrocannabinol(THC)テトラヒドロカンナビノールです。
ラッパーのDelta 9 Kidはここから来てるのか!笑

THCがどれだけ多く含まれているかで効果は変わって来ます。

薬物依存には心理的依存と身体的依存がありほとんどの場合大麻は心理的依存です。
※アルコール中毒者がアルコールをやめると手が震えるなどは身体的依存。

THCは様々な効果があります

1 脳(海馬)の情報処理システムの活動を抑える

2 呼吸器系に悪影響

また多くの人が医学的用途があると主張しています。

・緑内障の治療
・癌や化学療法に伴う痛み
・AIDSに伴う体重減少

これらのことから医学的にはピルで摂取した方が吸って摂取するより効果が高いと出ていますが、政治的議論になりました。

医療用マリファナの維持者はCBD(カンナビジオール)(カンナビノイドの一種)が
侵略的癌の進行を止める可能性があると主張しています。

この本だけだと情報が足りないけど、やっぱ議論は必要だよね
また使う頻度や、他の薬物と比べると大小はあるものの、厚労省の説明は間違ってはいなかったww

次回はアルコールと大麻を比べます

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